フレイソンと申します。こう見えて、ラスカータ家の専門人間労働者をさせていただいております。
本来の肩書きはラスカータ家の家長ですが、実際には主に素材の加工など裏方の仕事に徹する日々です。飾りのようなものです。
ハイデルの倉庫前で様々な方の営みを眺めながら、じっと加工に勤しむ、自分で言うのも何ですが、大変性に合っております。
・・・が、最近はどうしたわけか
私の周囲に人が寄りません。近寄りがたい雰囲気を出しているつもりはないのですが、気を使ってくださってのことでしょうか。あと何故か私に対する衛兵さんの目が厳しいように思えます。
これだけの人がいる都市ですから良いことも悪いことも数多くあるでしょう。私のような人間にも注意を払ってくださる衛兵さんの勤勉さには頭が上がりません。
しかしこう、ただ加工しているというのも寂しいものでして、
・・・おや。
おやおやおや。(※アングルに意図はありません)
ほほう。(※アングルに意図はありません)
この仕事、大変性に合っております。