吾輩は猫である(3)

吾輩は猫である。

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名前は生まれたときからレンズである。

ホワイトバレンシアを両親に持つ第二世代であり、どこで産まれたかも見当がついているし、産まれた時からニャーニャー泣いていた事も記憶している。

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吾輩の他に3人の同志がいる。我らが誇る「レクタングル・猫フォーメーション」の前にはドロップの取りこぼしなどだいたいない。

 

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ここ最近の我が主人は仕事をしていないわけではないのだが、どうも出来事を文章にする程の気力と根性が無いらしく、無心で馬を走らせてたりしているようである。いつぞやは「ストックしてた記事がアップデートでオシャカになった」と嘆いていたが吾輩には何の事やらよくわからぬ。

別の場所ではたまに現況を呟いているので、生暖かく見守っていただきたい。

 

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・・・。

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新顔が増えたと思ったら、元々いたペンギンと雪だるまがいつの間にやら世代交代を果たしていた。見た目はあまり変わらぬが、インパクトは明らかに増えている。特に雪だるまに至っては何だるまになったのか全くわからぬ。 元々不明な生物ではあったが。

 

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ようやく慣れてきていたホクト殿に関しては、流石に初見即逃げこそしなかったものの、かなりおっかなびっくり接している様子である。またゆっくり時間をかけて馴染んでいっていただきたい。

 

いずれにしてもまだまだ新顔が増える気配はあり、退屈はしそうにない。退屈さえしなければこの世も捨てたものでは無く。吾輩はもうこの家を自分の住家と極める事にしているのである。

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ただ、主人の話によれば「鳥」の類は安全面から避けているそうである。

吾輩としては同居人に手を出さない程度の分別はあるつもりなのだが・・・。

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