こんにちは、カルティンです。
生産全般を担当。ハイデル、グリッシー村など主にセレンディア地方を本拠にして、馬育成とかビール製造とかやって細々と暮らしてます。
最近はヤチヨちゃんが船でもりもり稼いでくれてるので何もしなくても懐はホクホク。のんびり馬を調教しまくりライフ。今日も一頭スキルを仕上げて、新人に引き渡す予定です。
お、きた。馬は外にいるから今のと交代して使ってねー。
マチャク「見てきました。いい馬っすね。ありがたいっす」
チャタ「砂漠特化だとラクダの方がいいんじゃないの?」
マチャク「いや、自分は砂漠だとどこまでも走っていけるんで、ラクダはかえって邪魔なんす」
チャタ「しゅごい」
マチャク君、ウチの中ではかなり強い方だから砂漠常駐ってことにはならないと思うけど、ヌベ相手とかは頼りにしてるよー。
マチャク「ありがたきお言葉っす」
チャタ「てことはバレンシア倉庫番はアレのままか」
そだね。
マチャク「ところで、ちょっとカルティン様に相談があるっす」
お、いいよ。聞くだけは聞くからなんでも言って。
マチャク「では少しお時間いただきまして」スチャ
マチャク「こちらの資料、自分が加入してから調べた、この家の1年分の収支になります。事前に行いましたカルフェオン税務局査察部の調査でもこの数値とほぼ一致しています」
マチャク「一方で申告されている収入と納税額がこちら。申し上げ辛いのですが、だいぶ差があります」
マチャク「つきましては、この差額についてご説明をいただきたいのですが」
チャタ「カルティン姉かたまっちゃったけど、これヤバいヤツ?」
マチャク「はい。ただ、臨時収入など様々な突発的要因があるかとは思います。早い段階で修整申告いただければ悪いようにはしません」
チャタ「悪いようにするとどうなる?」
マチャク「そうですね。例えばシアン商団や終末の月ギルドと”密な連携”をしなければいけなくなるかもしれません」
チャタ「OH」
・・・家長が。
マチャク「はい?」
家長が全部知ってます。
マチャク「とのことで」
フレイソン「久々の出番がいきなりつらい」